今年も『International CES(CES)』の時期がやってきた。今年の会期は1月7日〜10日の4日間。CESは世界最大級のコンシューマ・エレクトロニクスショーで、これまで家電の未来を示す重要な発表が行われてきた。開幕を直前に控えたCESの様子からまずレポートする。

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ここ数年、CESは劇的な変化を遂げてきた。一つはリーマンショックを契機にアメリカで開催されていたカメラショー「PMA」が3年前より同時開催となったこと。もう一つが電気自動車の登場によって家電メーカーが関わる比率が高くなり、自動車関連の出展が年を追うごとに活発化していることだ。そのため、イベント自体は膨張の一途をたどり、会場も大きく様変わりしたのは言うまでもない。


とくに変化を感じるのが、イベント冒頭で行われるキーノートスピーチだ。以前は家電メーカーあるいはIT系ベンチャー企業が登壇していたが、数年前からはここに自動車メーカーの代表者が加わった。昨年はメルセデスベンツ、今年はアウディが立つ。事前情報によれば、Audiは乗客を降ろしたクルマが自ら駐車場へ向かうオートパーキングを試作車で披露する予定で、自動運転についてもGoogleの自動運転車よりもコンパクトなセンサーを使って実現を目指すという。G4通信モジュールを乗せた新型「A3」の出展も見込まれる。


出展社リストを見ると、自動車メーカーではGM、フォード、クライスラー、メルセデス、アウディ、キア、トヨタ、マツダなどが並び、マツダは初出展。部品メーカーではボッシュ、コンチネンタル、デルファイ、ヴィステオンなどが名を連ねる。ぞれぞれ自動運転への関わり合いをどう捉えているかが最大の関心事。出展内容は7日からの開催で明らかになる。


《レスポンス 会田肇》