【AFP=時事】「もっとスマートに歯磨きを」をうたい文句にした世界初の「インターネット接続型歯ブラシ」が5日、米ラスベガス(Las Vegas)で7日から開催される世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics Show、CES)」のプレイベントで公開された。

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 開発したのは、フランスを拠点とする新興企業「Kolibree」。共同創設者のロイク・セソ(Loic Cessot)氏は、「口腔ケア改革」を目指した製品だとAFPの取材に説明した。


「口腔ケア業界では、もう何年も技術革新がなかった」と話すセソ氏。ネット接続型歯ブラシの根底にある考え方は「歯をより強く磨くのではなく、より賢く磨くこと」だという。


 同社の新型歯ブラシにはセンサーが内蔵され、歯を磨いた際にどれだけ歯石が取れたかを検知する。また、歯磨きのブラッシングの動きを記録するため、使用者が毎回同じブラッシングを維持することが可能だ。専用アプリをダウンロードすれば歯磨き情報をスマートフォン(多機能携帯電話)にワイヤレス送信でき、幼い子を持つ親にとってはわが子の歯磨きチェックにも便利だという。


「一般的な歯ブラシでは、歯磨きでどれだけ歯がきれいになったかは分からない」(セソ氏)が、このネット接続型歯ブラシなら磨き残しの有無やブラッシングが完璧だったかなどがアプリで一目瞭然。歯磨きへの意欲を高めると同時に、歯磨きをもっと楽しい体験にしよう、というのが開発コンセプトだという。


 アプリは開発者向けに公開されており、歯ブラシ本体は世界で今年第3四半期に発売予定。価格は、無料アプリ込みで99〜200ドル(約1万〜約2万円)で製品展開される見込みだ。


 Kolibree社は、セソ氏と米マイクロソフト(Microsoft)とグーグル(Google)の元幹部トマス・セルバル(Thomas Serval)氏が立ち上げた自己資本ベンチャー企業。【翻訳編集】 AFPBB News